低用量ピルの飲み忘れに要注意

避妊や生理痛の緩和のために低用量ピルを服用しているという人が増えてきています。
女性にとってピルは、自分自身の体を守ることにつながる薬で、望まない妊娠を防いだり、寝込んでしまう人もいるほどつらい生理痛を緩和したりすることができます。
低用量ピルは、女性のホルモンバランスの乱れを整えるととともに、子宮内膜が厚くなることを防ぐことができる薬で、副作用が少なく安全性が比較的高いことから、避妊のために使用されたり、生理痛や月経困難症、子宮内膜症などの治療にも使われています。

低用量ピルは、服用を続けている間は、高い避妊率を維持することができるという特徴があります。
毎日決まった時間に服用することが必要なので、飲み忘れには注意をする必要があります。
のみ忘れてしまうと、コントロールされていたホルモンバランスがコントロール解除という状態になるため、避妊率が低下するほか、数日の飲み忘れによって生理が来たりすることになります。

低用量ピルの飲み忘れに気を付けるためには、毎日時間を決めて飲むことがおすすめです。
時間を決めるとともに、毎日行う行動とセットにしておくことで飲み忘れを防ぐ効果があります。
例えば、朝起きた後に毎日水を飲む習慣があるなら、朝の時間帯に服用時間を設定して水を飲むときに低用量ピルを飲む習慣を付けたり、落ち着いて取ることができる食事の後に飲むと決めてしまうといった具合に、毎日の生活の中に服用の習慣をつけてしまうとよいでしょう。

アラームを設定することも飲み忘れを防ぐためにおすすめの方法です。
毎日決まった時間にアラームを設定しておき、低用量ピルを服用するという方法でも良いですし、毎日決まった時間に服用したことを確かめるために一定の時間にアラームを鳴らすようにすると、飲み忘れを効果的に防止する効果があります。
毎日同じ時間に継続して服用することが大切な薬なので、タイミングを決めたり、アラームを使用したりと自分に合う方法で飲み忘れないようにしましょう。

服用の方法に特徴あり

高い避妊率を維持することができる低用量ピルは、毎日決まった時間に、順番通りに1錠ずつ28日間続けて服用することが特徴です。
21錠タイプのシートを使っている場合には、21日間続けて服用し、その後、7日間経ってから新しいシートを服用します。
服用するタイミングはいつでも良いのですが、毎日同じ時間に飲むことが必要な薬です。
飲み忘れに注意することが大切ですが、飲み忘れてしまった時の対処法を知っておくことも大切なポイントになります。

飲み忘れてしまったことに、24時間以内に気付いた場合には、飲み忘れた分の低用量ピルを気づいた時すぐに服用します。
24時間以内であれば、その次の服用は、元の決まった時間に飲むことで避妊効果を維持することができるので、気づいたらすぐに服用することが大切です。
24時間以上たってしまった時には、一度服用することを止めて、生理を起こしてから再び新しいシートの1錠目から始めることになります。
24時間以上のみ忘れてしまうと、避妊率を維持することができない上に、飲み忘れた薬がある分のシートが無駄になってしまうので、飲み忘れないように気を付けましょう。
28錠タイプのシートを使っている場合には、4週目の分にはホルモンが含まれていない偽薬なので、24時間以上たっていても、その次の分から正しく飲むことで避妊率を維持することができます。

吐いてしまった時には、飲み忘れた分の薬が手元にないので焦りますが、服薬から2時間以上たっていれば、成分は体に吸収されている可能性が高いので、そのまま次の日の決まった時間に低用量ピルを服用しましょう。
2時間以内に吐いてしまった時には、吐いてしまったものと同じホルモン量の薬をすぐに飲むことで避妊率を維持することができます。
手元に緊急用の予備のシートを用意しておくと安心です。

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