ピルを服用すると肌にも効果がある

海外ではピルを使用している女性は珍しくないですが、日本で広く知られるようになったのは低用量ピルが登場してからです。
ピルというと避妊を目的にした服用薬だと考える人が多いですが、避妊以外にも女性に役立つ効果があります。

避妊を目的に開発された低用量ピルは産婦人科などで処方されます。
ピルに含まれている卵胞ホルモンの含有量によって種類が分かれます。
卵胞ホルモンが50マイクログラムを越えると高用量ピルになり、50マイクログラムだと中用量ピルになります。
日本で人気がある低用量ピルは50マイクロ未満の薬です。

低用量ピルは卵胞ホルモンの量を抑えて製造されるので、高用量ピルや中用量ピルで問題になる吐き気やむくみなどの副作用がほとんどないです。
正しく服用すれば高い避妊効果が期待でき、さらに避妊以外にも様々な効果をもたらします。

生理痛の悩みを抱えている女性は多いですが、ピルの服用で生理痛を軽減することができます。
出血量が多い人でも、2周期以上ピルを飲み続けることで出血が減ります。
20代から30代の女性に増えているのが子宮内膜症です。
子宮内膜症を発症すると生理痛がひどくなったり生理の時に出血量が多くなったりします。
低用量ピルの中には子宮内膜症の薬として認可されている薬もあります。

女性の悩みで多いのがニキビや肌荒れなどの肌トラブルです。
ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因は人によって様々ですが、ホルモンバランスの乱れも原因のひとつです。
ニキビや吹き出物は皮脂の分泌が過剰になるとできやすくなります。
皮脂の分泌は皮脂腺に作用するホルモンの影響を受けます。
ホルモンバランスが乱れてしまうと、皮脂の分泌が増えて様々な肌トラブルの原因になります。

低用量ピルを使うと、ホルモンバランスの乱れを整えることができます。
ホルモンバランスの乱れが改善され皮脂の分泌が安定するとニキビや肌荒れも落ち着きます。
改善の効果を実感するまでには1ヶ月から3ヶ月ほどかかることもあります。

大人ニキビに悩む人も解消できる

思春期にニキビができる人は多いですが、最近は大人になってからニキビに悩むようになったという人が増えています。
大人ニキビの特徴のひとつがフェイスラインにできやすいことです。
ホルモンバランスが乱れていたり胃腸が悪かったりするとフェイスラインにニキビができやすくなります。

大人ニキビの主な原因は肌の乾燥と古い角質です。
肌の代謝が悪くなると肌のターンオーバーも遅れがちになります。
ターンオーバーが遅れると古い角質が毛穴をふさぐようになり、肌も乾燥しやすくなります。
肌が乾燥すると毛穴をふさいでいる角質が厚くなり、さらに大人ニキビが治りにくいです。
毛穴がふさがりアクネ菌が繁殖するとニキビが発生しますが、軽い症状のうちに適切な治療を受ければ早く治せます。

大人ニキビは治った後に跡が残りやすいです。
色素沈着のニキビ跡は目立たなくなるまでに時間がかかるので、大人ニキビが発生したら早めに適切な治療を受けることが大事です。

女性にとって嬉しい効果が多い低用量ピルは様々なメディアでも紹介されていますが、ニキビ治療薬のように薬局で購入することはできないです。
婦人科か内科へ行き医師の検診を受けてから処方してもらいます。
ピルには健康保険が適用されないので自由診療となります。
診察や検査の費用はクリニックによって異なります。
最近は価格の安さから個人輸入代行会社が運営する通販サイトで低用量ピルを購入する人が増えています。
通販サイトで薬を購入する場合は、すべて自己責任になります。

気軽に使える低用量ピルですが、薬なので副作用が出る人もいます。
体が慣れるまではだるさや頭痛、吐き気を感じることもありますが、これらの症状は一時的なものです。
通常は1週間から2週間くらいで症状が落ち着きます。
ホルモンが安定すれば症状は消えて女性に嬉しい様々なメリットを享受できます。

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